No. 677 女はよい匂いのする男を選ぶ! なぜ~動物行動学で語る”男と女” / 竹内久美子 著 を読みました。
前著「ウエストがくびれた女は、男心をお見通し」(ワック2021/5/31)
に引き続きfoomii
で連載中のメールマガジン「動物にタブーはない! 動物行動学から語る男と女」
一年分を改編、改題、加筆して、まとめた一冊。
主にアマゾンに投稿したレビュー検索してもたどり着かない話題。を転記します。
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男性が肝臓ガンになると女性ホルモンを分解できずに乳房が発達し始める。
植物にはイソフラボンのように、人間のホルモン(この場合は女性ホルモン)に似ている物質があるそうです。これは本書のトピック。(※2)
(※2)第3章「遺伝子の見破り」は猫でもできる動物も人も繁殖戦略は自己チュー大豆イソフラボンを過剰摂取させようとする牧草たちの悪巧み
イソフラボンと言えば「納豆」。安くタンパク質が摂れるので僕は一日3パックずつ食べていました。
以前は体がなまると、筋肉が付いていたところに代わって脂肪がついていたのですが、
最近怠けると、なんとなく胸に脂肪が付くように感じていました。
で、本書を読むと、納豆を一日に2パック食べると、イソフラボンの過剰摂取=摂り過ぎになる、と(°0°)
もっと詳しく知りたい、と思ってネット検索してみたけれど、健康に良い宣伝ばかりで、ちょっとやそっとでは欲しい情報に辿り着けませんでした。
最新研究成果へのスポットライトとポリコレの話題で構成された本書は、どちらもネット検索で裏を取ろうと思っても、なかなか辿り着けない内容です。
テレビ局の意図に沿った情報番組よりはマシだろうけれども、自分から情報を取りに行けるネット検索も、随分とフィルターが掛かっているのだ、と勉強になりました。
本書は硬い話題ばかりでなく、
モテ、非モテの話題が好きな僕が興味のある学術研究された内容を知るのも楽しい内容になっています。
特に最初の第1章
- 第1章「血液型」で人生は決まる?
- 失恋で女が多く自殺するのはバカげている
- フラれるのに耐性があるのは、男の方か?女の方か?
- 「一夫多妻」があるなら「一婦多夫」もある?
- 一夫一妻制度は、男女のどちらが支持するべきなのか。
- 自信満々の美人は早死にする……かもしれない
- 強気の人と気弱な人の生存戦略。
など。
気軽に読めて勉強になった一冊でした。
2023年 1月 8日
No. 677
No. 677