シンジケート[新装版] 作者:穂村 弘 講談社 Amazon 1990年10月に自費出版で刊行された著者のデビュー作 シンジケート 作者:穂村 弘 沖積舎 Amazon の新装版。 僕はKindleで買って読みました。 amazonに投稿したレビューこの世は愉快だ、と言い切れる生き方に…
ワルツ―アンソロジー (祥伝社文庫) 作者:田辺 聖子 祥伝社 Amazon 結城信孝の編集による、ユーモアをテーマにしたアンソロジー。 田辺聖子「紐」 田舎で暮らす青年と、かつて村にあった悪習?「夜這い」を自慢する親爺の物語。 現代都市生活者の画一化された…
青春とは、 作者:カオルコ, 姫野 発売日: 2020/11/19 メディア: 単行本 正月に帰省しないなら、この小説がオススメ。 または、年賀状を書く前に読むと良いです。 小説としては「彼女は頭が悪いから」(2018/7/20文藝春秋) 彼女は頭が悪いから 作者:カオルコ…
蹴りたい背中 (河出文庫) 作者:綿矢りさ 発売日: 2013/10/04 メディア: Kindle版 高校に進学して二箇月。クラスメイトの蜷川と私=長谷川ハツは、どうやら仲間。特定の仲良しグループを無理して維持しようとしない仲間。しかし、それは正義感やポリシーでは…
サクラ咲く (光文社文庫) 作者:辻村 深月 発売日: 2014/04/25 メディア: Kindle版 塚原マチは本好きで気弱な中学一年生。ある日、図書館で本をめくっていると一枚の便せんが落ちた。そこには『サクラチル』という文字が。いったい誰がこれを? やがて始まっ…
白蓮れんれん (中公文庫) 作者:林 真理子 発売日: 1998/10/01 メディア: 文庫 未発表の恋文七百余通をもとに描く、新しい柳原白蓮像。華族に生まれ、炭鉱王に再嫁し、大正の世に「白蓮事件」と騒がれながらも、ひとすじに貫いた恋の物語。柴田練三郎賞受賞作…
悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える (NHK出版新書) 作者:仲正 昌樹 発売日: 2018/04/27 メディア: Kindle版 世界を席巻する排外主義的思潮や強権的政治手法といかに向き合うべきか?ナチスによるユダヤ人大量虐殺の問題に取り組んだハンナ・アー…
泳ぐのに、安全でも適切でもありません (集英社文庫) 作者:香織, 江國 発売日: 2005/02/18 メディア: 文庫 安全でも適切でもない人生のなかで、愛にだけは躊躇わない あるいは躊躇わなかった女たち。愛することと幸福とは同義では決してなく、彼女たちの潔さ…
徳川家康(5) うず潮の巻 (山岡荘八歴史文庫) 作者:山岡荘八 発売日: 2013/01/07 メディア: Kindle版 天下布武を目指す猛将信長と呼応して、輝かしい明日を開くか、男の意地を貫き倒れるか、家康にとって三方ヶ原の合戦は、その生涯を決する運命の岐路だっ…
コスメティック(小学館文庫) 作者:林 真理子 発売日: 2002/10/04 メディア: 文庫 「私はもう一回這い上がることができるんだろうか」バブル後のキャリア女性を取り巻く現実に直面し、打ちひしがれる主人公沙美だが、それでもあきらめられない。 「仕事でも恋…
セロ弾きのゴーシュ (角川文庫) 作者:賢治, 宮沢 発売日: 1969/02/24 メディア: 文庫 才能のない未熟な少年芸術家が、必死になってセロを励んでいると、夜ごと動物たちが訪れ、天啓のように芸術に開眼するという感動的な童話「セロ弾きのゴーシュ」以下11篇…
female(フィーメイル) (新潮文庫) 作者:真理子, 小池,唯川 恵,室井 佑月,姫野 カオルコ,乃南 アサ 発売日: 2004/11/28 メディア: 文庫 夢と現実のあわいに、そっと差し伸べられる柔らかな感覚の蔓。その蔓の先にひっそりと息づく官能の蕾。ゆっくりとほころ…
ネオカル日和 (講談社文庫) 作者:辻村 深月 発売日: 2015/10/15 メディア: 文庫 小学生の頃、図書室で出会った本の記憶。夏休み、訪れた田舎で出会った古い土蔵。放課後、友達と買い食いした駄菓子屋。すべてはこの世の物語を紡ぐために。日本の新文化(ネオ…
リング (角川ホラー文庫) 作者:鈴木 光司 発売日: 1993/04/30 メディア: 文庫 同日の同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した四人の少年少女。雑誌記者の浅川は姪の死に不審を抱き、調査を始めた。 そしていま、浅川は一本のビデオテープを手にしている。…
独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 (岩波新書) 作者:大木 毅 発売日: 2019/07/20 メディア: 新書 「これは絶滅戦争なのだ」。ヒトラーがそう断言したとき、ドイツとソ連との血で血を洗う皆殺しの闘争が始まった。想像を絶する独ソ戦の惨禍。軍事作戦の進行を追うだけで…
娼年 (集英社文庫) 作者:石田 衣良 発売日: 2004/05/20 メディア: 文庫 恋愛にも大学生活にも退屈し、うつろな毎日を過ごしていたリョウ、二十歳。だが、バイト先のバーにあらわれた、会員制ボーイズクラブのオーナー・御堂静香から誘われ、とまどいながらも…
ウソばっかり! - 人間と遺伝子の本当の話 - 作者:竹内 久美子 出版社/メーカー: ワニブックス 発売日: 2018/06/27 メディア: 単行本(ソフトカバー) 1986/8刊行のデビュー作「ワニはいかにして愛を語り合うか」(新潮文庫1992/1/25に収録、日高敏隆との共著…
面白いほどよくわかる日露戦争―日本が初めて西欧に挑んで勝利した激戦の軌跡を詳報 (学校で教えない教科書) 作者:近現代史編纂会 出版社/メーカー: 日本文芸社 発売日: 2004/05 メディア: 単行本 日本文芸社の「学校で教えない教科書」シリーズ。 僕の日露戦…
忍びの滋賀: いつも京都の日陰で (小学館新書) 作者:姫野 カオルコ 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2019/11/28 メディア: 新書 滋賀県は琵琶湖がある県です。 琵琶湖は大きいです。 では、琵琶湖を除いた滋賀県の陸地面積は、何割? 滋賀県出身の著者が、 …
東京小説 (角川文庫) 作者:林 真理子,椎名 誠,藤野 千夜,村松 友視,盛田 隆二,コリーヌ カンタン 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2003/04 メディア: 文庫 僕が読んだのは上記角川文庫版なのですが、 東京小説 (日経文芸文庫) 作者:林 真理子,椎名 誠,盛…
オーダーメイド殺人クラブ (集英社文庫) 作者:辻村 深月 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2015/05/20 メディア: 文庫 クラスで上位の「リア充」女子グループに属する中学二年生の小林アン。死や猟奇的なものに惹かれる心を隠し、些細なことで激変する友達と…
蠍のいる森 (集英社文庫) 作者:小池真理子 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2018/01/26 メディア: Kindle版 美千代は人間嫌いの図書館司書。英国人の夫と離婚して帰国した女流翻訳家、真樹子と知り合って初めて心の交流を持った。二人が共有する静かな日常…
苺をつぶしながら (講談社文庫) 作者:田辺 聖子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2010/11/12 メディア: 文庫 35歳の乃里子。剛との結婚解消とともに中谷財閥からも解放されて、仕事も昔の友情も取り戻した。一人暮らし以上の幸せって、ないんじゃない? し…
桃 作者:姫野 カオルコ 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2005/04/01 メディア: 単行本 同じ中学時代を過ごした男女の当時と今を綴った六編の連作集。『ツ、イ、ラ、ク』(角川書店2003/10/31) ツ、イ、ラ、ク (角川文庫) 作者:姫野 カオルコ 出版社/メー…
オルテガ『大衆の反逆』 2019年2月 (100分 de 名著) 作者: 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2019/01/25 メディア: ムック NHK Eテレ「100分de名著」2019年2月「オルテガ 大衆の反逆」のテキストです。 指南役は評論家、東京工業大学教授の中島岳志。 …
ホテルカクタス (集英社文庫) 作者:江國 香織 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2004/06/17 メディア: 文庫 街はずれにある古びた石造りのアパート「ホテル カクタス」。その三階の一角には帽子が、二階の一角にはきゅうりが、一階の一角には数字の2が住んで…
祝祭と予感 作者:恩田 陸 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2019/10/04 メディア: 単行本 大好きな仲間たちの、知らなかった秘密。 入賞者ツアーのはざま亜夜とマサルとなぜか塵が二人のピアノの恩師・綿貫先生の墓参りをする「祝祭と掃苔」。芳ヶ江国際ピア…
らせん - (角川ホラー文庫) 作者:鈴木 光司 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2000/04/06 メディア: 文庫 幼い息子を海で亡くした監察医の安藤は、謎の死を遂げた友人・高山竜司の解剖を担当した。冠動脈から正体不明の肉腫が発見され、遺体からはみ出た新…
本日は大安なり (角川文庫) 作者:辻村 深月 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2014/01/25 メディア: 文庫 11月22日、大安。県下有数の高級結婚式場では、4組の結婚式が行われることになっていた。だが、プランナーの多香子は、クレーマー新婦の式…
池袋ウエストゲートパーク 作者:石田 衣良 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2012/09/20 メディア: Kindle版 ミステリーの「今」を読みたければ池袋を読め。刺す少年、消える少女、潰しあうギャング団……命がけのストリートを軽やかに疾走する若者たちの現…