受動態

Daniel Yangの読書日記

No. 474 ハリー・ポッターと賢者の石 / J.K.ローリング作、松岡佑子訳 を読みました。

ハリー・ポッターと賢者の石 (1)

ハリー・ポッターと賢者の石 (1)

 
1997年6月に英国で出版されたHarry Potter and the Philosopher's Stone(J.K.Rowling(英国1965~)著、Bloomsbury Publishing Plc)の訳書です。
7巻シリーズの第一巻。
第1章「生き残った男の子」では、赤ん坊のハリー・ポッターがマグル(魔法使いでない人間)に預けられるエピソードから始まり、
第2章「消えたガラス」では、一足飛びに十歳に成長したハリーが、ホグワーツ魔法学校に招待され、ロンやハーマイオニーなどのグリフィンドール僚の同期生と共に冒険が始まります。

 

僕は先に同名劇場公開版のDVDクリス・コロンバス監督ワーナー・ホーム・ビデオ2002/5/15)
で見ました。魔法の映像化や、コクニー・イングリッシュをしゃべるロンは、和訳の小説では味わえない楽しさです。
改めて小説を読んでの楽しさは、ストーリーがはっきり分かる点でした。
映画ではそれぞれアクションが面白いクライマックスシーンは、小説では、ロン、ハーマイオニーと共にハリーが結界を一つ一つ破りながら進む謎解き、結界を張ったそれぞれの先生との対決という要素が面白みに輪を掛けています。最後の結界を破るハリーとそのからくりは、小説ならではの楽しさでした。

今年、英語圏では最終巻が発売されましたので、僕も来年の和訳版発売までには、2巻(ハリーポッターと秘密の部屋)以降を読み進みたいと思います。
2007年 8月 2日
No.474